具体的にはテレビやオーディオの音、上階の足音などが挙げられます。 生活音に関してはお互い様、ある程度は許容する寛大な心が必要です。 人の音は気になっても、自分自身の生活音も隣にひびいているかも・・・ 自分の生活音が隣人の迷惑になっている可能性があることも意識しましょう。 しかしながら、恒常的に音が気になるような場合や、音が原因で眠れないなど、日常生活に支障をきたす場合は、快適に生活するためにも何とか解決する必要がありますよね。
まず、あなたが直接隣人に掛け合ったり、注意をするのは避けた方がよいでしょう。 すんなりと解決すれば良いですが、こじれた場合は非常にやっかいです。 最悪、どちらかが引越しなんてことにもなり兼ねません。 必ず大家さんや管理会社など第三者を挟んで掛けあってもらうのが良いでしょう。
騒音のトラブルは非常に難しい問題です。 本人は気をつけているつもりでも周りの部屋には思った以上に響いていたり、神経質な人だとちょっとした物音でも敏感に感じてしまう事もあります。 以下のことをやってみると効果的です。
共同住宅に住んでいる以上はやはり音には十分注意しなければなりませんので、もう少し気をつけるようにしてみてはいかがでしょうか。 本当にまったく音を出していないのに注意が続くようであれば他の原因も考えられますので、一度大家さんや管理会社に相談してみましょう。
ご自身の故意や不注意でキズつけてしまった場合は修繕費を請求されても納得がいきますが、入居以前の全く関係のない傷や汚れの修繕費まで請求されるのは納得いきませんよね。 部屋に人が住むと少なからず傷みが発生してしまいます。 入居者は、この傷や汚れを修繕して、入居時の状態に戻した上で貸主に返す義務があります。 修繕費として、一般に敷引きの形が取られることが多いようですが、どこまでが原状回復義務に相当するかで、入居者と貸主の間でトラブルになるようです。
このようなトラブルを未然に防ぐには、貸主の同意の上で部屋の入居時の状態を写真や文書(チェックリストなど)の形式で残しておくとよいでしょう。 また、フローリングの傷や壁紙の汚れなど、生活するのにそれほど支障が無い部分については、大家さんや管理会社の判断で修繕をおこなっていて、借主はその状態をもって借りるというのが一般的です。 一度相談をしてみるのは良いですが、修繕をしてもらえる可能性は低いと考えておいたほうが良いでしょう。
入居後、水廻り独特の嫌な臭いの原因は排水のS字管の中の水が蒸発していることにあるかもしれません。 長い間空き室となっていて人が住んでいない賃貸物件ではよくあります。 特に夏場などは気温が上がるため、短期間でも蒸発してしまうことがあります。 S字カーブに貯まっている水が、下水からの上がってくる臭いをブロックする役目を果たしているのですが、 その水がないと直接、下水の臭いが上がってきてしまいます。
上記の通り、S字管の水の蒸発が原因ならば、解決は非常に簡単です。 S字管部分に水が貯まるように、蛇口から水を流してやれば翌日には臭いが解消されているハズです。 市販のパイプ洗浄剤などを使用するとさらに効果的ですよ。
普通、お引っ越しをする際に郵便局へ転居した届けを出し、新住所へ郵便物を転送するようにしますが、前入居者がこの手続きを忘れていた場合は旧住所へ郵便物が送られてしまいます。 また逆に旧住所に送ってしまい、宅配ボックスに入ってしまって取り出せないということも。 いくら手続きを行っていないとしても、前の入居者の郵便物を勝手に処分したりするとまた別のトラブルとなることがありますので注意しましょう。
不動産管理会社に連絡して、前の入居者の方と連絡を取ってもらい、「郵便局へ転居届け」の手続きを行ってもらうようにお願いしましょう。 宅配ボックスに入ってしまって取り出せない場合でもまずは不動産管理会社に連絡してください。