タワーマンション選びは間取りも重要なポイント

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タワーマンション選びは間取りも重要なポイント

間取り一つで住み心地がこんなに変わる！〜失敗しない物件の選び方〜

高級タワーマンションに住むなら、居室の面積を広く使いたいとお考えの方も多いはず。
実は間取りを選ぶ際には広さや面積だけではなく、様々な重要ポイントが隠されているのです。
自分自身にあった間取り平面図の見わけ方をポイントに分けてご紹介いたします。

建物の太さで間取りの面積が変わる

開口幅の広い窓

タワーマンションの太さは、各住戸の居室の数やリビングの大きさに影響します。
同じ床面積、同じ住戸数の場合、より太い形状のタワーマンションだと外周長が長くなり、リビングの開口幅が大きい間取りとなります。
開口が広くなって窓の数が多くなる、もしくはひとつひとつの窓が大きくなるということは、タワーの特徴である眺望や日当たりがよくなります。

梁の位置が変わると間取りが変わる

バルコニーと窓の柱と梁の形が、間取り選びで重要な部分です。この形には「順梁」「逆梁」という2種類の工法があります。

順梁と逆梁のコンクリート柱の位置

順梁アウトフレーム構造

オーソドックスな順梁構造はリビング側に梁と柱が張りだしてしまい、家具を置くと無駄なスペースが増え、お部屋自体も狭くなってしまう問題があります。
そこで最近は柱と梁をバルコニー側に押し出した「順梁アウトフレーム構造」という工法が普及しました。
これならリビングの角に出っ張りがなくなり、リビングが広く使いやすくなります。
ただし、これも順梁には違いありませんので、窓枠の高さは190cm程度のままになります。

「順梁」「逆梁」の日当たりや眺望の違い

日当たりや眺望の違い

「順梁」はバルコニーとリビングの境の位置で床の下に梁があります。
バルコニーに出る窓の上に梁がくることになり、窓が低く日当たりが少なくなってしまいます。
しかし、手すりの壁を薄くできるのでバルコニーの面積が広くなり、手すりが透明であれば、水平より下の範囲の視界は逆梁よりも逆に広くなります。

対して「逆梁」はバルコニーの一番端の位置で床の上に梁があります。
梁が住戸内に干渉しないため、バルコニーに出る窓を高くとれることで、室内の奥まで光が入りやすくなります。
しかし、手すりがコンクリート壁となってしまう為、下方の眺望がさえぎられてしまいます。

双方のメリット・デメリットを踏まえたうえで、自分自身にあった間取りを選択しましょう。

間取りの内装の特徴とその見方

梁や柱の形に続いて内装の形に注目してみましょう。
多くのマンションやタワーに採用されている縦向きのリビングと横向きのリビングにはそれぞれ住み心地に特徴があります。

【縦向きのリビング】

縦向きのリビング

リビングに壁面が多くテレビや収納などの家具を配置しやすい
リビングの横並びにバルコニーに面した明るい居室が設けられる
キッチンやダイニングスペースは自然光が届きにくくなる

【横向きのリビング】

横向きのリビング

リビングスペースとダイニングスペースを左右に振り分けて使いやすい
奥にある居室は、窓がないため昼間でも照明が必要になる
キッチンやダイニングがバルコニーに近いため自然光が入り明るくなる

他にもバルコニー開口部の面積が広い「ワイドスパンタイプ」の間取りがあります。
リビング以外にバルコニーに面した明るい居室が複数ある形の間取りで、日当たりを有効活用したタイプです。
高級タワーマンションならではの美しい眺望も居室で楽しめるという利点があります。

玄関からリビングと居室の方向が分かれているタイプ

玄関からリビングと居室の方向が分かれているタイプの場合、来客を招き入れるリビングとプライベートな居室との動線を分けやすくなります。
このタイプは高級タワーマンションで多く見られます。

居室がリビング内にあるタイプ

居室がリビング内にあるタイプの場合、リビングを通って入る必要があります。家族が集まるリビングを通る為、自然と家族が顔を合わせ会話も増えるでしょう。
この居室は子ども部屋にも適しています。

平面図から情報を読み取り、理想のお部屋探しをしましょう

平面図には様々な情報が隠されています。
事前にチェックすることで内覧をする際にイメージと違った！なんてことが減るかもしれません。
この間取りを選ぶのが正解ということはなく、それぞれの特徴やメリット・デメリットがあるので、踏まえたうえで理想のお部屋を探しましょう！

間取りや物件選びにお困りならご相談下さい。
賃貸タワーマンション専任スタッフが理想のお部屋探しをお手伝いいたします。